夜の寝付きが悪くなる理由

夜眠るととすっきりとして、翌日の朝には気持ちが晴々としますよね。

しかし、夜の寝付きが悪いと疲れが取れず、憂うつな気持ちで目を覚ますことになります。

そんな日は丸一日調子が出ないですよね。

それではなぜ夜の寝付きが悪くなるのでしょうか。

寝付きを悪くする原因とはどのようなものがあるのでしょうか。

順を追って見ていきましょう。

ストレス

夜の寝つきが悪くなる大きな原因の一つがストレスです。

現代はストレス社会と言われているように、様々なストレス要因がはびこっています。

特に学校や会社での人間関係はストレスの種になることが多いでしょう。

自律神経とは、生命活動を調整するために休むことなく働いている神経です。

ストレスはその自律神経の働きを阻害します。

自律神経には興奮状態の時に優位になる交感神経と、リラックス状態の時に優位になる副交感神経があります。

通常であれば、睡眠時はリラックス状態のため副交感神経が優位になり、睡眠を促すホルモンが出るようになります。

しかし、ストレスを抱えることにより、自律神経の働きが乱れます。

睡眠時も副交感神経がうまく働かなくなるため、なかなか眠くなることができずに寝付きが悪くなります。

交感神経の興奮

ストレスは交感神経を興奮させ、脳を覚醒させるために眠りを阻害します。

交感神経は興奮や緊張したときに優位になる神経です。

本来ならば日中起きている間に活動をするために必要な神経ですが、ストレスが溜まっていると夜になっても交感神経が優位になったままになります。

交感神経が優位なままでは、脳は休むことができません。

身体は疲れていても目が冴えて眠れない状態が続くことになります。

また、興奮状態でイライラしやすくなっているため、眠れないことに更にイライラして余計に眠れなくなるという事態も発生します。

そうなると悪循環です。

イライラすることで交感神経が優位な状態が継続し、眠れない時間が続きます。

そうすると翌日睡眠不足で仕事や勉強に集中できず、さらなるストレスの原因になるでしょう。

副交感神経が働かない

交感神経が興奮すると、対をなす副交感神経は鎮静化してしまい、眠たくなりにくくなります。

副交感神経が優位になることで、本来であれば睡眠を促すホルモンが発生します。しかしそのホルモンの分泌量が足りないため、眠気を引き起こすことなく時間が過ぎていくことになります。

副交感神経を優位にして眠るためには、ストレスを忘れてリラックスすることが大切になります。

寝る前に好きな本を読んだり、安眠効果やリラックス効果のあるラベンダーのアロマオイルをハンカチに垂らし、枕元に置いてもいいでしょう。

また、ホットミルクを飲んで身体を温めるのもいいですね。

それと同時に、寝る前は刺激の強いものは控えたほうが良いでしょう。

テレビやスマートフォンなどの強い光は交感神経を刺激します。

それでも眠れない日々が続くようであれば、病院薬で睡眠薬を処方してもらうのも手です。

睡眠薬は眠りに落ちるのを助ける効果があります。たくさんの種類の薬があるため、医師と相談して自分に合う薬を見つけてください。

ただし、長期的な利用は依存性がある薬もあるため、慎重に考慮しましょう。

まとめ

夜に眠れない原因の一つに、ストレスがあります。

ストレスは交感神経を優位にし、副交感神経の働きを抑えます。眠る前にはできるだけストレスを忘れ、リラックスすることにより眠りにつけるようになります。

それでも眠れないようであれば、病院で相談してみましょう。

不眠が続くと身体と心を休めることができず、どちらも疲弊してしまいます。

ストレスを感じているようであれば、眠れなくなる前にストレスの原因に対処しましょう。